文天ゼミパネルディスカッション『行動変容~人を動かす極意』開催しました。
文天ゼミは主に産業保健や予防医学業界に従事している人達の技術向上を目指すことを目的とした勉強会です。去る10月30日(火)に、第91回目となる文天ゼミを文京シビックセンター26階スカイホールにて開催しました。
今回の文天ゼミは『行動変容~人を動かす極意』というテーマのパネルディスカッション形式。当ゼミの立ち上げ人でもある順天堂大学医学部付属総合診療科先任准教授福田洋先生の司会で進行し、保健指導での食事・運動の支援や受診勧奨はもちろん、健康経営における経営層や上司の説得、キーパーソンの巻き込み方、人を研究会に誘うなどあらゆる場面について、行動変容を支援するプロである医師・保健師・管理栄養士の方、そして行動経済学やマスメディアなどで活躍されているプロの方にスピーカーとしてご登壇いただき、様々な内容を語り合いました。
当日は健康産業に関係する方を中心に130名を超える聴講者にご来場いただき、満員御礼となりました。行動経済学の「ナッジ理論」をクイズ形式で学び、それらを利用した受診勧奨や生活習慣改善支援への応用、そして人の心に響き行動をさせる為のアプローチの仕方など、各スピーカーの方からのお話に聴講者は深くうなずかれたり、共感をされていました。
文天ゼミの様子