運動指導

体力測定
春日クリニックでは、会員制、人間ドック受診者を対象に実施し、性・年齢別に5段階で評価しています。
運動相談
会員制、人間ドックの宿泊コースでは、運動相談も行なっています。ご希望の方は、当日、スタッフにぜひお気軽にお申し付けください。

体力測定

体力は、体を動かす能力を維持し、生活習慣病の予防をはじめ、生活の質を高め、豊かな人生を築くためにも重要な役割を担っています。
体力測定によって…

  1. 自分の体力の現状を知る
  2. 運動習慣のきっかけにする
  3. 現在行っている運動による効果や変化をみる
  4. 運動を行う際の目標や内容の見直しをするための資料にする

など、様々な指標に活用していただきたいと思います。

運動相談

その方に合った健康状態(生活習慣や体力)を考慮し、運動不足や肥満予防・改善、関節痛の予防・解消運動など、様々な相談内容に対してアドバイスを行っています。

ご希望に沿った資料をお渡ししています。自宅で簡単に行えるものを中心に、実践も交えながらアドバイスを行います。

運動相談

体力測定と健康

長座体前屈

柔軟性の測定です。
脚を伸ばした状態で座り、膝を曲げないように前屈します。その際に、両手の指先がどこまで到達したかを測定します。

長座体前屈01

柔軟性と健康
柔軟性は日常生活や運動に関わる重要な機能です。ストレッチで関節の動きをスムーズにし、また筋肉をほぐし柔らかくすることで、肩こりの予防や解消などにつながります。
~柔軟性と肩こり・痛み~
毎日ストレッチをしたグループとしてないグループの肩の痛み・こりの症状の変化を調査したところ…

長座体前屈02

※Ludewing PMら(2003)改変

閉眼片足立ち

平衡感覚の測定です。
腰に手を置き、両目を閉じて片足で立ち、何秒立っていられるかを測定します。

閉眼片足立ち01

平衡感覚と健康
平衡感覚は、身体の位置・姿勢を適切な範囲に保とうとする能力です。これは、視覚、三半規管、脚の筋、皮膚感覚からの情報を統合し、筋力を調節し、身体の位置をコントロールする総合的な指標です。加齢に伴う低下と個人差が大きいという特徴があり、平衡感覚が低いと、転倒の危険性が増すことが知られています。
~平衡感覚と転倒リスク~
転倒した経験のあるグループとないグループで、平衡感覚を比べたところ…

閉眼片足立ち02

※金ら(2001)改変

握力

筋力の測定です。
左右1回ずつ、人差し指の第二関節が直角になる程度で握力計を握り、最大の力で握りしめます。

握力01

筋力と健康
筋力の低下は、身体機能の低下を示します。筋力が低いほど、身体機能の低下や日常生活に介助を必要とする可能性が高くなります。加齢に伴う筋力の低下を止めることはできませんが、トレーニングを行うことによって、低下のスピードを抑えることができます。
~握力と総死亡リスク~
握力が低い人と高い人で総死亡リスク(あらゆる原因での死亡のリスク)を比べたところ…

握力が高い人ほど死亡リスクが低い傾向

筋力の低下

※Sasakiら(2007)改変

全身反応時間

敏捷性の測定です。
ランプが光った瞬間に跳びはね、視覚的な刺激に対して、どれほど早く反応できるかを測定します。

全身反応時間

敏捷性と健康
敏捷性は、加齢によって個人差が広がる傾向にあります。別の見方をすれば、運動習慣によって個人差が生じてくるということが言えます。
敏捷性の測定項目の全身反応時間は、脚の筋力、神経から筋の刺激伝達、肥満などが関係しています。脚の筋力を鍛え、肥満を予防・解消することで敏捷性は維持・向上します。敏捷性の維持・向上は、転倒予防にも役立ちます。
敏捷性と年齢
敏捷性と年齢01
敏捷性と年齢02

定期的に運動機能をチェックしながら、体力の維持・向上に努めることは非常に重要です。年に1度は、体力チェックと運動習慣の見直しをしてみましょう!!

ヘルスケアトレーナーによる情報コラムを連載

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