2022年3月号
2022年の新型コロナウイルス感染及び濃厚接触について
2022年初頭から猛威を奮っている新型コロナウイルス。重症化する人が少ないとされながらも強力な感染力で人体にだけでなく社会にも大きなダメージを与えています。対策として政府、厚生労働省、自治体から様々な指針、通知などが次々出されています。今回は緊急寄稿として医学的な内容ではありませんが、感染したら?手続きは?療養期間はどうなる?濃厚接触指定されたら待機期間は?などをまとめてみました。今回の記事の内容は2月1日時点のもので今後変更される可能性があります。最新の情報については関連機関のホームページ等で御確認ください。
医療機関で診断後、基本的には居住地の保健所の判断、指示に従うことになりますが、感染急増のため保健所からの連絡が遅れているようです。たとえ軽症でも長期間の社会生活制限があります。どんなに気を付けても感染する可能性があります。突然濃厚接触者に指定されるかもしれません。その時に少しでもお役に立てればと思います。
1.新型コロナウイルスーオミクロン株について
- オミクロン株は、潜伏期間が短い。2~3日間(従来株5日間)
- 発症前2日間、発症から7-9日間ウイルス排出するが、時間の経過と共にウイルス量は減少し感染性が減少する。また症状軽快後(後述)2日経過するとほとんどウイルス排出しない。
- 感染力が強い。デルタ株の2.8倍
- 軽症者、無症状者が多い。
- 発熱がなく、鼻水、喉の痛み、頭痛など“軽い風邪”症状で発症することもあります。
- 従来株よりワクチン効果が低いとされるが、重症化予防の効果はある。
- 各国で感染対策に対する考え方と対応が異なる。正解がないということでしょう。
- 既にオミクロン株亜種が見つかっていて、さらに感染性が強いらしい(詳細不明)。
2.言葉の整理
- 濃厚接触者:
- 新型コロナウイルス感染者の感染可能期間(発症2日前から)に以下のいずれかに該当する人
- 同居
- 長期間の接触があった。車内、航空機(国際線、国内線で条件違います)を含む。
- 適切な感染防御なしで診察、看護、介護していた。
- 感染者の気道分泌液や体液などに直接触れた可能性が高い。
- 感染防止対策(マスク着用など)なしで1m以内、15分以上接触した。
ちなみに新型コロナウイルス感染症対策本部決定で新型コロナウイルス感染症対策基本的対処方針(令和4年1月25日)の中でマスクについて不織布マスクを推奨と明記されました1)。
- 発症日:
- 有症状の場合―症状の発現した日
無症状の場合―新型コロナウイルス感染診断された検査を受けた日
発症日、最終接触日を0として翌日(起算日)から1日として数える。
- 症状軽快:
- 解熱剤を使用しないで解熱かつ呼吸器症状が改善傾向にある
(後遺症などもありあえて限定的表現がされていない。定義が曖昧)
- PCR等:
- PCR検査または抗原定量検査(抗原定性検査は含まない)
(抗原定量検査と抗原定性検査の取り扱いが異なることに注意)
エッセンシャルワーカー(社会機能維持者)の定義は、自治体の判断により社会機能を維持するために必要な事業に従事する者。全ての方がエッセンシャルワーカーだとおっしゃっていた自治体の長もいらっしゃるようです。
3.新型コロナウイルスに感染したら
発熱、感冒症状あり医療機関受診し検査陽性あるいは無症状、自主検査が検査陽性で医療機関受診し、医療機関で新型コロナウイルス感染症と診断されると、診断した医療機関はHER-SYS(新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理システム)に直ちに感染者情報を登録します。中等症以上は入院となります。無症状、軽症の方は、HER-SYSの情報をもとにSNSが使える場合にはSNSに連絡が届き、指示に従いMy HER-SYSに登録します。SNSが使えない場合は後日保健所から電話連絡があります。いずれにしろ軽症、無症状で入院の適応がない場合はまずは自宅療養となります。自宅療養が困難な方、不安のある方、ご家族、周囲の方への感染対策として自治体は宿泊療養施設を用意しています(保健所を通してあるいはご自身で申し込み)。そのまま自宅療養も可能です。現在感染急増のため保健所からの連絡があるまで日数がかかっているようです。軽症の大きな基準は酸素飽和度SpO2です。軽症SpO2≧96%です。慢性の呼吸器疾患がない方でSpO2=96%はかなり苦しいです。
軽症と言っても決して辛くないわけではありません。新型コロナウイルス感染は病状悪化する場合にはかなり急速に状態が悪くなる油断できない感染症です。
4.新型コロナウイルス感染者の療養期間 2) 4)
ワクチン接種の有無は療養期間の判断に関与しない
- ・有症状
-
- 1. 発症から10日間かつ症状軽快後72時間経過
- 2. 発症から10日経過前で症状経過後24時間経過した場合PCR等検査陰性確認
―24時間経過―再度PCR等陰性確認
(人工呼吸器にて加療になった場合は、別基準あり)
- ・無症状
-
- 3. 発症(診断検査)から7日間経過
ただし、10日間を経過するまでは、検温などご自身による健康状態の確認
- 3. 発症(診断検査)から7日間経過
5.新型コロナウイルス濃厚接触者の健康観察期間(待機期間)3) 4)
- 最終暴露日(COVID19患者との最終接触日)から7日間
令和4年1月14日一部改正された厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部の事務連絡で、14日間であった待機期間10日間に、更に1月28日の同事務連絡で7日間に変更されました。 - エッセンシャルワーカーは
最終暴露日から4日目、5日目(2回)に抗原定性検査陰性で5日目から解除、以降検査不要。
抗原定性検査キットは薬事承認されたものを必ず用いること
(就労以外不要不急の外出を避け、通勤も公共交通機関使用しない、10日間は健康観察順守) - 医療従事者は、2回のワクチン接種済み、無症状であれば、
最終暴露日から5日目まで、毎日就業前にPCR等(やむを得ない場合は抗原定性検査)で陰性を確認し、感染対策を順守し就労可能。6日以降検査不要。
濃厚接触後就業しない場合は、エッセンシャルワーカーと同様の対応。
10日経過までは、自身で健康状態確認、リスクの高い場所を避け、マスク着用。 - 濃厚接触者の濃厚接触者は、就労制限なし。
6.例えば
- 例1
- 夫婦2人 夫が発熱新型コロナ診断。自宅療養。軽症で軽快。夫は発症から10日間自宅療養、妻は夫の自宅療養最終日が濃厚接触の最終接触となるため、夫の発症から17日間濃厚接触者として待機期間。
- 例2
- 夫婦2人 夫が発熱新型コロナ診断。夫は翌日宿泊療養へ。軽症で軽快。夫は発症から10日間宿泊療養。妻は夫が宿泊療養に行った日が最終接触となるため、夫の発症から8日間濃厚接触者として待機期間。
- 例3
- 夫婦2人 夫が発熱新型コロナ診断、自宅療養中2日目に妻が発熱新型コロナ診断。2人とも自宅療養し軽症で軽快。夫は発症から10日間自宅療養。妻は夫の発症から12日間自宅療養。
- 例4
- 共働き夫婦、子1人(小学生)。小学校で新型コロナ感染発生。子が濃厚接触指定。
妻は会社休んで育児。2日後子が発熱、新型コロナ感染判明。夫婦は濃厚接触指定となる。3日後妻が発熱、新型コロナ診断。家族で自宅療養、症状軽く軽快。この場合子の濃厚接触指定から、子は12日間自宅待機、妻は15日間自宅待機、感染しなかった夫は、妻の自宅療養最終日が濃厚接触の最終接触となるため、その後7日間が濃厚接触者として待機期間となり、子の発症から20日間自宅待機。
- 例5
- 夫婦共働き、子1人(幼稚園)。幼稚園で新型コロナ感染発生。子が濃厚接触指定。
妻は休んで育児(有休/休業)。子は特に症状なく経過。妻は子の濃厚接触指定から7日間休業。
みなさんはこれらの例をどう考えますか?感染急増により濃厚接触者もさらに急増しています。巷ではごく軽い症状で医療機関に受診すると新型コロナウイルス検査をされて、万一陽性になったら仕事も家庭でも面倒なことになるので、検査は受けないでそのまま社会生活を送ろうとする方もいるやとお聞きします。マスクしていれば人には移さないだろうと考えているのかもしれません。もちろん無症状の感染者も多くいると考えます。PCR検査等も完全に新型コロナウイルス感染を診断できていない可能性もあります。さまざまなご意見があるかもしれませんが、この原稿を書いている1月28日にもルール変更がありましたが、今はルールに従った感染対策を守るしかありません。少しでも体調が悪ければ、発熱や風邪様症状があれば医療機関受診してください。積極的に検査を受けてください。PCR検査や抗原定性検査がなかなか受けられない状況です。リスクのない方が無症状で濃厚接触でもなければ、少しの間検査は控えましょう。検査を受ける必要のある方が迅速に検査を受けることができる様に協力しましょう。
また今回の例の様に簡単に突然1週間以上の自宅待機の可能性があります。内服薬を病院から処方していただいている方は、常に2週間分は手元にある様にしましょう。いつご自身が自宅療養、自宅待機となるかもしれません。いつも内服している薬がなくならない様に慌てなくて良い様に備えておきましょう。
7.最後に
現在の対応は、重症化の頻度の少ない、感染性の強いオミクロン株による感染がほとんど全てという前提です。まだまだ新型コロナウイルスに対する特効薬となる薬剤がない中、新型コロナウイルスとの戦いが続きます。感染者数が多いということはウイルスが変異するチャンスが多くなるということです。感染力が強いが重症化の少ないとされるオミクロン株ですが、次の変異がどのようになるのか未知なのです。感染対策を緩めれば感染症は広がります。感染症が広がれば重症化率が低くても重症の方の数は増加します。あなたの周りにも重症化リスクの高い方がいらっしゃるかもしれません。感染拡大はなるべく早く制圧すべきだと考えます。実効再生産数が1を切る対策が必要です。感染症が広がらない、医療逼迫が起こらない、できるだけ人々の生活を制限しないギリギリの感染対策を世界中が模索しています。
各自治体、厚生労働省がわかりやすい案内を出しています、ぜひ一度見てみてください。
今、まだ感染がピークアウトしていません。このメディカルニュースが皆様に読んでいただける時には感染流行が沈静して皆様が興味を持たれない状況を期待しています。
2022年2月1日 記
追記5)
この原稿の入稿中(2022年2月2日)に自宅療養のルールが変更になりました。変更された部分をそのまま引用します。
(注)濃厚接触者である同居家族等の待機期間について 上記の検査陽性者の濃厚接触者であって、当該検査陽性者と生活を共にする家族や同居者(当該検査陽性者が自宅療養をする場合に空間的な分離の徹底が困難であるとの想定の下、例えば飲食、入浴、就寝等を共にする家族や同居者(以下「同居家族等」という。)の待機期間は、現時点までに得られた科学的知 見に基づき、当該同居家族等が社会機能維持者であるか否かにかかわらず、
・当該検査陽性者の発症日(当該検査陽性者が無症状(無症状病原体保有者) の場合は検体採取日) 又は
・当該検査陽性者の発症等により住居内で感染対策を講じた日のいずれか遅い方を0日目として、7日間(8日目解除)とする。ただし、当該同居家族等の中で別の家族が発症した場合は、改めてその発症日(当該別の家族が無症状の場合は検体採取日)を0日目として起算する。また、当該検査陽性者が診断時点で無症状病原体保有者であり、その後発症した場合は、その発症日を0日目として起算する。 また、ここで言う感染対策は、日常生活を送る上で可能な範囲での、マスク 着用、手洗い・手指消毒の実施、物資等の共用を避ける、消毒等の実施などの 対策を想定しており、保健所の指示に基づく対策の実施や、濃厚接触者となら ないよう厳格に隔離等を行うことまでを求めるものではない。 なお、同居家族等の待機期間が終了した後も、当該検査陽性者の療養が終了 するまでは、当該濃厚接触者においても検温など自身による健康状態の確認や、リスクの高い場所の利用や会食等を避けること、マスクを着用すること等の感 染対策を求めること。
まとめると以下でしょうか。
家庭内で新型コロナウイルス患者さんが発生し自宅療養する場合、
同居のご家族は自宅でできる範囲で感染対策に注意して(厳格な対応は想定されていない)、
同居ご家族は、新型コロナウイルス患者さんが発症した日から7日間は濃厚接触者として待機期間。
ただし途中で同居ご家族の感染者以外のどなたかが発熱などで新型コロナウイルス感染判明したら、濃厚接触の同居ご家族はまたそこから7日間待機。
参考文献
- 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策本部 新型コロナウイルス感染症対策基本的対処方針(令和4年1月25日)
- 厚生労働省 健感発0225第1号 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律における新型コロナウイルス感染症患者の退院及び就労制限の取り扱いについて(一部改正)(令和3年2月25日)
- 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部 事務連絡 医療従事者である濃厚接触者に対する外出自粛への対応について(改正部分は下線部分)(令和3年8月13日(令和4年1月18日一部改正))
- 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部 事務連絡 新型コロナウイルス感染症の感染急拡大が確認された場合の対応について(令和4年1月5日(令和4年1月28日一部改正)
- 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部 事務連絡 新型コロナウイルス感染症の感染急拡大が確認された場合の対応について(令和4年1月5日(令和4年2月2日一部改正)
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