2018年1月号
「血圧高め」は「高血圧」になる?~アメリカの高血圧新ガイドラインより
米国心臓協会(AHA)と米国心臓病学会(ACC)は、米国心臓協会学術集会(AHA 2017年11月11~15日)で、高血圧の定義を、これまでの140/90mmHg以上から、130/80mmHg以上に引き下げた新しい高血圧の予防・検出・評価・管理のためのガイドライン(以下、新GL)を発表しました(1)。これは、2003年以来の改定で、米国で高血圧症と診断される成人は14%増加し、そのうち約5分の1の患者に降圧治療が必要となります。
1.より早期の認定・診断でイベントを抑制
新GL改定の目的は、SPRINT試験(2, メディカルニュース2016年3月号で紹介)と、ランダム比較試験のメタ解析(3)の成績を受け、より早期から、24時間にわたり、血圧を低いレベルに保つことを徹底することです。収縮期血圧(上の血圧)の20 mmHg上昇、拡張期血圧(下の血圧)の10mmHg上昇は、それぞれ、心血管系死亡リスクを2倍に、また、「130-139/80-89mmHg」の血圧は、「120/80mmHg未満」の正常血圧と比べ、心血管系死亡リスクを1.5倍以上にすることが明らかとなり、できるだけ早期の段階で、血圧の上昇を「高血圧」と診断し、血管障害の進展と将来のイベント(心臓・脳血管障害、死亡等)発生の抑制を目指すものとなっています。
2.高齢者も例外なく130/80mmHgに
高齢者の厳格な降圧治療(収縮期血圧≦120mmHg, 拡張期血圧≦70mmHg)においては、失神や過度の降圧、治療費増大などとの関連が指摘されていますが(4)、降圧目標のレベルは、余命の限られている一部の高齢者を除いて、高齢者においても例外なく、130/80mmHg未満が推奨されています。
3.パーフェクトな24時間降圧を重要視
これまで、わが国の高血圧治療ガイドライン(JSH2014)(5)では、家庭血圧に基づく個別診療を強く推奨し、さらに必要に応じて、24時間自由行動下血圧測定(ambulatory blood pressure monitoring: ABPM)の活用を推奨してきました。今回の新GLでは、家庭血圧およびABPMの高血圧診断と降圧治療における位置付けを、さらに明瞭化し、白衣高血圧*1、仮面高血圧*2、持続性高血圧の血圧閾値を画一的に130/80mmHgへ引き下げています。また、夜間血圧の治療目標レベルも明記され、110/65 mmHgへ引き下げられています。つまり、24時間にわたる厳格な降圧の達成が、より低い基準値をもって推奨されたことになります。
4.新GLにより降圧剤を飲むべき人が増える?
新GLにより、高血圧、あるいは血圧コントロール不良の患者数は増加しますが、必ずしも降圧薬による治療強化を推奨するものではありません。まずは、生活習慣の徹底した管理・自己修正が肝要で、早朝家庭血圧の自己測定と厳格なコントロールの徹底が望まれます。その上で140/90mmHg以上であれば、薬剤治療が開始となります。
さらに、ハイリスクの高血圧患者(夜間高血圧が疑われる慢性腎臓病、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群などの合併)、心血管イベントの既往患者や、血圧変動が著しい患者では、140/90mmHg未満130/80mmHg以上であっても、24時間血圧測定検査や夜間家庭血圧計の活用し全ての時間帯の血圧コントロールを目指すことが、イベント抑制につながると考えられます(6)。
5.日本やアジア諸国へのインパクト
日本を含むアジア諸国では、高血圧とより関連の強い脳卒中や非虚血性心不全が多く、さらに循環器リスクとしての血圧の影響が、欧米諸国より強いことから(7)、厳格な血圧コントロールはアジア人においてこそ有用であると考えられます。
現在、わが国でも日本高血圧学会が中心となり高血圧治療ガイドラインを改訂中であり、新GLが示す徹底した降圧の方向性は、わが国独自の管理ガイドラインにおいても示されることになりそうです。
今まで、「血圧高め」だった方は、「高血圧」と診断を受けることに抵抗があるかもしれませんが、リスク予防や健康寿命を長くするために、より早期から積極的に減量や食事運動療法に取り組み、それでも血圧が改善しない場合は、詳しい検査や内服治療について、早めにかかりつけ医や当クリニック外来で相談してみてください。
白衣高血圧*1:自由行動下での「24時間血圧」や、「家庭血圧」は概ね正常だが、健診や診察室では血圧が高いこと。将来の高血圧や糖尿病への移行、死亡のリスクが高いとされています(メディカルニュース 2015年1月号)。
仮面高血圧*2:健診や診察室では正常だが、「24時間血圧」や「家庭血圧」が高いこと。心臓肥大や動脈硬化の進行が早く、心血管リスクは持続性高血圧と同程度と考えられています(5)。
[ 表 ] 高血圧の臨床ガイドライン比較 | ||||
---|---|---|---|---|
収縮期血圧 | 拡張期血圧 | |||
アメリカ新GL (2017)*3 | ステージ2高血圧 | ≧140 | or | ≧90 |
ステージ1高血圧 | 130-139 | or | 80-89 | |
上昇血圧 | 120-129 | and | <80 | |
正常血圧 | <120 | and | <80 | |
日本高血圧学会 (JSH2014)*4 | III度高血圧 | ≧180 | or | ≧110 |
II度高血圧 | 160-179 | or | 100-109 | |
I度高血圧 | 140-159 | or | 90-99 | |
(孤立性)収縮期高血圧 | ≧140 | and | <90 | |
正常高値血圧 | 130-139 | or | 85-89 | |
正常血圧 | 120-129 | or | 80-84 | |
至適血圧 | <120 | and | <80 |
(mmHg)
*3 収縮期血圧・拡張期血圧のうち重症なカテゴリーに分類する。
*4 家庭血圧の場合、高血圧 ≧135 or 85とする。
参考文献:
- Whelton PK, et al. 2017 ACC/AHA/AAPA/ABC/ACPM/AGS/APhA/ASH/ASPC/NMA/PCNA Guideline for the Prevention, Detection, Evaluation, and Management of High Blood Pressure in Adults
A Report of the American College of Cardiology/American Heart Association Task Force on Clinical Practice Guidelines. J Am Coll Cardiol. 2017 Nov 7. pii: S0735-1097(17)41519-1. [Epub ahead of print] - SPRINT Research Group.A Randomized Trial of Intensive versus StandardBlood-Pressure Control. N Engl J Med 2015; 373: 2103-2116
- Ettehad D, et al. Blood pressure lowering for prevention of cardiovascular disease and death: a systematic review and meta-analysis. Lancet 2016; 387: 957-967
- Weiss J, et al. Benefits and Harms of Intensive Blood Pressure Treatment in Adults Aged 60 Years or Older A Systematic Review and Meta-analysis. Ann Intern Med. 2017; 166: 419-429
- 日本高血圧学会 高血圧治療ガイドライン2014
- Kario K. Evidence and Perspectives on the 24-hour Management of Hypertension: Hemodynamic Biomarker-Initiated 'Anticipation Medicine' for Zero Cardiovascular Event. Prog Cardiovasc Dis. 2016; 59(3):262-281.
- Yatsuya H, et al. Development of a point-based prediction model for the incidence of total stroke: Japan public health center study. Stroke. 2013; 44: 1295-302.
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- 第8回
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- 第7回
- 早食いも、食事バランスも改善!
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- 夜遅い食事が気になる人へ
- 第5回
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小石川の健康散歩道
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- がん検診の受診はお済みでしょうか?
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