2025年5月号
女性の「痩せ」による健康障害ついて
– FUS(女性の低体重・低栄養症候群)に注目を –
痩せている事が健康に悪影響
病気には、原因がはっきりわからないうちに急に起きるものもありますが、多くの場合は長年の積み重ねで起きてくるものです。その代表的なものとしては、例えば動脈硬化症などの生活習慣病といわれるもので、メタボリックシンドロームなどは皆様もよくご存知かと思います。とくに中年男性で、太った方の場合、糖尿病や高血圧、そして脂質異常症などによって動脈硬化症が進行し、やがて脳梗塞、あるいは心筋梗塞など命にかかわる病気に繋がることから、特定健診や特定保健指導などを通じて、しっかり体重を落としていくということが国策として行われてきました。
そのような背景からか、一般的に「太っていることが悪い」という印象を強く持たれている方が多いかと思いますが、実はその一方で「痩せている」ということが非常に問題であるということも近年注目を集めるようになってきました。
実は先進国の中でも、痩せた女性の割合というのは日本が最も高いことが知られています。図1は、BMIで18.5を切るような「痩せ」の状態の人の割合を1980年代から示したグラフですが、昔は10%前半くらいだったのが、今では20%を超えるようになっています。実に5人に1人以上が痩せているという状況です。
(資料)厚生労働省「平成25年国民健康・栄養調査報告」(2002年までは平成19年報告書使用)
(資料)社会実情データ図( https://honkawa2.sakura.ne.jp/2202.html )
この状況の大きな要因は、やはり若い女性層に広く浸透している、痩せていることが綺麗だとか、スマートでいることが素敵だというようなボディイメージではないでしょうか。もっと昔の時代、あるいは諸外国などではふくよかな女性が魅力的という感覚があったかもしれません。それが今の日本では、痩せていることが美、という方向へシフトしてしまったことがあるかと思います。しかしながら、実は痩せていることが健康に悪影響を与えているということが知られているのです。
例えば、先ほどのメタボリックシンドロームの話で、太っていると糖尿病などの病気になりやすいとお話をしましたが、皆様は「痩せていれば糖尿病はあまり関係ない」と思われてしまうかもしれません。ですが、実際には痩せていると糖尿病になるリスクが高いというデータも出ているのです(図2)。
このようなことから、日本に増えている痩せた若い女性も血糖値が高くなり始めている可能性があります。実際に順天堂大学の研究チームが行った調査でも、20代の女性を中心にした耐糖能異常の割合は、標準体重の人は1.8%でしたが、低体重の人の場合は13.3%と高率であることが明らかとなりました。参考に、アメリカの肥満者(BMI30以上)の場合でも耐糖能異常の割合は約10%ですから、それよりも高いレベルです(図3)。
誤った痩せ方で「脂肪筋」状態に
なぜ痩せていても糖尿病リスクが高くなるかというと、現代の女性の「痩せ方」というものに問題があります。しっかりと運動をし、筋肉を発達させながら脂肪を落としていくような痩せ方であればまた違った結果になるかと思われますが、問題となるのは若い女性のダイエット法でよく見られる、あまり運動をする習慣がなく、食事制限だけで痩せようとし、筋肉が細ってしまうようなパターンです。この場合、筋肉はすごく細いけれども、筋肉の中に脂肪が混ざってしまうような状況が認められる場合があると考えられています。よく「脂肪肝」という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、「脂肪筋」という言葉もあるのです。MRI検査で特殊な方法を用いて調べると、筋肉の中の脂肪の状況が分かるのですが、運動せずに食事を制限して痩せようとすると「脂肪筋」のような状況になり、筋肉で糖分を取り込む力が減ることで、血液中の糖分、つまり血糖値が高くなってしまうというメカニズムが知られています。
「痩せ」がもたらす様々な健康障害
それ以外にも、痩せた女性は様々な問題を起こします。例えば栄養が足りていない事で貧血が起きやすいなどは若い方でも生じやすいですし、不妊の原因にもなったりします。さらに骨粗鬆症にもなりやすいことが分かっています。痩せた女性の場合、平均23歳の若さでも40%以上が骨減少、あるいは骨粗鬆症を発症している可能性が明らかとなりつつあります(未発表データ)。骨粗鬆症というのは骨の密度、いわゆる骨密度が下がる病気です。この骨密度というのは、10代や20代の若い時がピークで、あとは基本的に落ちていくものです。とくに女性は閉経後に急速に落ちたりするものなので、若い時期にいかに骨密度を高いレベルにするか。そして中年の時期にはいかに維持していけるか。それで人生の後半、70代や80代での骨密度に大きな差が出ます(図4)。
その結果、若い時はあまり骨折をするという事は少ないかもしれませんが、高齢になると大腿骨頚部骨折や腰椎の圧迫骨折などを起こしやすく、寝たきりの原因になったり生活の質が大きく損なわれてしまうのです。これ以外にも、若い頃の痩せは、月経不順、不妊に繋がったり、低出生体重となった児も将来的に糖尿病や肥満になりやすいことも知られています(図5)。このように、若い時期における女性の痩せに対する対策は、その時だけでなく長期的な視点でも大きな意義があると考えられます。
そのような背景から、2025年4月17日に日本肥満学会が新たな疾患概念として、「Female Underweight/Undernutrition Syndrome(FUS)(女性の低体重/低栄養症候群)」を発表しました。[閉経前までの成人女性における低体重や低栄養による健康課題 ―新たな症候群の確立について―(日本肥満学会 女性の低体重/低栄養症候群ワーキンググループ)]メタボリックシンドロームで肥満に対する健康上の問題が広く国民に知れ渡ったの同じように、女性の痩せに対する問題を啓蒙することで、生涯にわたる健康維持や疾病予防につながることが期待されます。
刷り込まれたボディイメージを変えるために
このように、若い頃の誤ったダイエットが自身の将来の健康に影響をあたえるということは、メタボリックシンドロームにおける肥満が将来心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすということと同じようなメカニズムになっているわけです。栄養の摂り過ぎも良くありませんが、摂らなさ過ぎも良くありません。20代の女性にとっては、将来の健康よりも、どうしても今のご自身のボディイメージを優先してしまうというところが対応の難しいところです。
最近では、通常は糖尿病の患者が治療として痩せるための薬、たとえばGLP-1などを、若い女性がダイエットや美容目的で使用したりする危険なケースも問題になっています。このような問題は、やはり痩せている方が美しいというボディイメージが刷り込まれていることがそもそもの原因であるといわれています。
「マイウェルボディ協議会」が行ったアンケート調査によりますと、普通体重の女性の半分以上が自分のことを太っていると思っていたり、9割近くの方が痩せたいと思っていたり、そして半数近くの方が体型に関するネガティブな発言を受けたことがあるという回答結果があります。これは自分自身だけで解決できるような問題ではなく、社会的な問題であるといえます。ちょうどバブル期の1980年代にアイドルブームが起こりましたが、人気アイドルは皆痩せており、そういったこともボディイメージを固定化させたことに影響をしているのではないでしょうか。
このような実情から、政府も女性のボディイメージをしっかりと適切なものに変えていこうとする戦略を立てています。国家プロジェクトであるSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)では、先にもお話をしました「マイウェルボディ協議会」(代表幹事 田村好史、https://mywellbody.jp/)というものを立ち上げ、健康に留意した体作りを目指すプロジェクトを実施しています。
若い時期には将来の骨粗鬆症のリスクなどを気にして行動をすることは難しいかもしれませんが、とくに痩せている人は、ある程度若い時期でも健康診断の機会を利用して一度は骨粗鬆症の検査を受けてみるなど、自分の「現在地」を知ることによって将来を意識していただく事が大切です。そして、そのような機会を通じて、過剰なダイエットというものに対する問題を少しでも認識してもらうことが大切なのではないかと考えています。
同友会メディカルニュース / 医療と健康(老友新聞)
女性の「痩せ」による健康障害ついて– FUS(女性の低体重・低栄養症候群)に注目を –
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「血圧高め」は「高血圧」になる?
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認知機能障害について
心房細動と診断されたら
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頭痛について
汗っかきに潜む怖い病気
睡眠時間確保のすすめ
食塩摂取量気にしていますか?
高LDL-C血症(俗にいう悪玉コレステロール)について
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乳房超音波検査で乳がん発見率の向上を
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)について
夜中に足がつることはありませんか?
ピロリ菌検査で「陰性」であっても気を付けて欲しいこと
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「座りっぱなし」をなくしましょう!
歯周病・喫煙と乳がんとの関係
血圧はどこまで下げればよいのか?
過敏性腸症候群について
脳動脈瘤について
長時間労働は心・脳血管障害の大きなリスク
「胆管がん」ってどんな病気?
慢性膵炎についてご存知ですか?
地中海食をもとに健康的な食習慣について考えましょう
乳がん検診を受けましょう!
コレステロールの摂取制限について
アサーショントレーニング
~胃の寄生虫、『アニサキス』について~
うつ病について
「体を動かすということ」をもう一度考えてみませんか?
進歩する内視鏡検査
高血圧について
甘く見てはいけないインフルエンザ
リンパ球と癌の関係
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)について
睡眠時無呼吸症候群:いびきだけではない危険な病気
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大動脈弁狭窄症の新しい治療法 -TAVI-
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食習慣と腸内細菌の関係~代謝異常の視点から~
さだまさしさんの歌に思う-鉄欠乏性貧血の話-
データヘルス計画が始まります
『胸やけ、げっぷ』ありませんか?
「潜在性甲状腺機能低下症」ってご存じですか?
肺がん検診のススメ
大腸がん検診受けていますか?
ピロリ菌除菌治療の保険適用が拡大されました。
今一度、低炭水化物食(糖質制限食)について考えてみましょう。
片足立ちで靴下を履けますか?
腹部大動脈瘤も人間ドック・健診で早期発見を
アルコールと消化器疾患について
糖尿病とがん・糖尿病治療とがんの関係
最近の禁煙事情
膵臓(すいぞう)がんについて知っておいてほしいこと
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血尿とIgA腎症
動脈硬化疾患予防ガイドラインについて
機能性胃腸障害について
ドライアイのリスクと治療
高血圧のタイプ別心血管・脳血管疾患リスクについて
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がん治療の最前線
骨粗鬆症の予防について
高血圧とは ガイドラインを中心に
消炎鎮痛剤とがんの意外な関係
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日本人はなぜ平均寿命が世界でトップクラスなの?
大腸がん対策について
生活習慣改善の目標と方法
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よい睡眠が健康にはとても重要です
たかがコレステロール、されどコレステロール
肺がんには胸部CTが有効です
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減量に最適なカロリーバランスは?
血清抗p53抗体に関する話題
関節リウマチの話題
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NEAT(非運動性活動熱発生)をご存知ですか?座っている時間を短くすることが健康の秘訣かもしれません
食事プラスワン
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- 第33回
- 肝臓を守る習慣
- 第32回
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- 第31回
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- 第30回
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- 第29回
- 熱中症に要注意
- 第28回
- 間食を見直そう
- 第27回
- 食べ物の消化時間
- 第26回
- 食事のバランスを整えよう
- 第25回
- 体重を測ろう
- 第24回
- 免疫力を高める
- 第23回
- 朝食をとろう
- 第22回
- 1日の目標塩分摂取量
- 第21回
- 上手な鉄分の摂り方
- 第20回
- カラダに良い油・悪い油
- 第19回
- 歯の定期健診も受けていますか?
- 第18回
- 食事バランス
- 第17回
- 運動でカロリーを減らすには
- 第16回
- 関節の痛みには・・・
- 第15回
- 骨を丈夫に!
- 第14回
- ごはんを適量食べる!
- 第13回
- 野菜プラスキャンペーン開始!
- 第12回
- 「お豆腐」食べ過ぎ注意報!
- 第11回
- 表示をよく見て、飲もう!
- 第10回
- おでんの選び方。
- 第9回
- くだものも、適量を食べる!
- 第8回
- 牛乳はどのくらい飲んでいますか。
- 第7回
- 早食いも、食事バランスも改善!
- 第6回
- 夜遅い食事が気になる人へ
- 第5回
- お酒が気になる人へ
- 第4回
- 菓子パンの食事を改善!
- 第3回
- アブラ料理もおいしく食べる!
- 第2回
- おつまみ選びの達人に!
- 第1回
- めんの時もバランスよく!
小石川の健康散歩道
- 第46回
- ヘッドホン難聴(イヤホン難聴)を知っていますか?
- 第45回
- なりたい自分の第一歩、考えてみませんか?
- 第44回
- がん検診の受診はお済みでしょうか?
- 第43回
- 「座り過ぎ」に要注意! ~毎日コツコツ、病気予防~
- 第42回
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~味噌汁の塩分量と栄養素どっちをとる?~ - 第41回
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- 第40回
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- 第39回
- 炭酸飲料?お茶?あなたは何を飲みますか?
- 第38回
- 気になる喉の乾燥の防ぎ方
- 第37回
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- 第35回
- パンダと一緒に健康に!?
- 第34回
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- 第25回
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- 第9回
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- 休日は緑を求めて…
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- みなさん、趣味はありますか?
- 第3回
- 休み明けの朝だってすっきりさわやか、そんな生活への...
- 第2回
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- 第1回
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